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【あなたは渡れる?~無病息災を願う火渡り式~】

こんにちは、A&Cテクノハウスです。当社は厳島神社(通称宮島)のおひざ元である廿日市市大野に本社を構えています。神の住む島として知られる宮島では年間を通してたくさんの神事が行われますが、その中でも有名なものに大聖院の「火渡り式(秋季大祭)」があります。

【大聖院 火渡り式(秋季大祭)】

日時:2018年11月15日13:00~(法要は11:00~)

場所:大聖院(広島県廿日市市宮島町210)

参加費:無料

大聖院は宮島にあるお寺の中で最も古くからあるもので、真言宗御室派(おむろは)の大本山にあたります。ちなみに総本山は京都の仁和寺(にんなじ)。大本山の寺格はそれに次ぐもので、大聖院のほか大阪の金剛寺しかありません。弘法大師空海が西暦806年に開いたという伝承がある、立派なお寺です。

火渡り式は本来真言宗の秘法儀式のひとつで、不動明王に帰依し、願望成就の功徳を持ち帰るためのものといわれています。空海が弥山で修業して以来1200年間燃え続けているという「消えずの霊火(弥山七不思議のひとつ!)」を移して檜の青葉で火を焚き、その上を歩いて渡るという修行です。

希望すれば一般の参拝者も火渡り式に参加できるのですが、まだ火がついたままの炭の上を素足で渡るのですから、失敗するとヤケドしてしまう可能性も。それでも毎年この日は、境内に参加希望者の長蛇の列ができます。

5メートルほどの距離を、つま先立ちで渡る人もいれば、涼しい顔で渡っていく人も。ちなみに立ち止まらずに歩けば、ヤケドをする可能性はほとんどないそうです。

願い事を叶えるための力を授かるということですから、受験生のいるご家庭などはチャレンジしてみてもよいかもしれません。煙が立ち上る炭の上を歩く様子は、見ているだけでもドキドキ。大聖院は紅葉のきれいな景色でも有名です。広島に住んでいる方は、季節の行事として一度見に行ってみてはいかがでしょうか?

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