他社で出してもらった見積り金額があまりに高額で「正直キビしい、無理かも…」とあきらめかけている所でした。
そんな時A&Cテクノハウスさんのチラシを見てモデルハウスを見学。
後日いただいた見積書を見て、やっと
「これなら家が建てられるのでは!」と現実的なビジョンが見えてきたんです。
本気で考え始めたのはそこからですね。
まずは無垢の木の素材を使うという事です。
玄関引戸、床材、カップボードなど毎日使う場所には特にこだわりました。
私は釣りとキャンプが趣味なんですが、キャンプ用品でいうと「道具を育てる」という言葉があるんです。
鉄のフライパンは使ったら洗ってオイルを塗って、手入れして長く使い続ける。
それと同じように無垢の木も使っていくうちにキズが付いても大事な思い出として愛着を持ちたい。
「経年劣化(時間の経過によって品質が低下すること)」ではなく「経年美化」!
これもキャンプ仲間に聞いた言葉です。
こだわりや希望を全部叶えるとなると、かなりの予算オーバーになってしまうので…そうですね、85%くらいの満足度です。
家は生涯で3回目に建てた家でやっと満足できるって聞きますが、そういう事なのかな。
何度も打合せを重ねて、どこの部分の予算を削っていくか決めるのに苦労しました。
住み始めてから気づくこともありましたね。
この家でいえば食洗器です。食器が陶器のものが多くて使えなかったという…。
うちには必要なかったと後から思いました。
ここは一番やって良かったと思っています。
それこそ毎日立つ場所ですし、タイルのカラーも渋めで気に入っています。
それと、目の前の壁にニッチを造作してアレクサを設置したのは正解でした!
(実際にキッチン前に立ってアレクサを起動していただきました)
声を掛けるだけでYouTubeを見ながら料理や洗い物ができるし、子ども向けの番組を映してあげられるのもいいですね。
エアコンを付けたり設定温度を変えたり、とても便利です。
あと、キッチンカウンターの高さを高めにしたのもやって良かった事です。
前の家では低くて腰が痛くなっていたんです。
インスタで見た時、身長÷2×5㎝が良いとなってましたが、それよりも高めです。
やはり実際に、モデルハウスやショールームで体感しながら高さを決めた方が良いと思いますよ!
真鍮のダイニング照明も気に入ってます!
凄く過ごしやすいです!静かですね。
子どもの頃夫婦ともに自然の多い環境で育ったので、子どもにも体験してほしいという思いがありました。
職場に近すぎないこと、遠すぎないことで、絞ったエリアを実際に歩いてみたんです。
廿日市市大野までは、子どもたちが虫取り網と虫かごをもって遊んでいるのを見ました。
このエリアに建てようと思った決めてのひとつです。
そうですね、まず営業担当のSさんには結構無茶な提案をしたと思うんですが、いやな顔ひとつせず笑顔で対応してくれたのには助かりました。
大手のハウスメーカーならありえなかったと思います。かなり頻繁に打合せしましたから。
そういうところが、地域密着の工務店ならではの良さなのではないかと思います。
現場の方もいつも笑顔で話しやすく安心しました。
この家は大工さんの造作が多いと思うんですが、細かい所まで丁寧に仕上げてくれていて関心しました。
コーディネーターさんにもかなり色々相談に乗って貰いましたね。
リビングの室内扉と小上がり和コーナーにある扉を同色にする提案をいただいた所など特に気に入ってます!
家づくりの情報を伝える手段は雑誌、インスタ、YouTubeなど、かなり多いですね!
あふれる情報の中で、本当に自分たちに必要なものは何かを見極めることが大切だと思います。
具体的な形にする方法はプロにお任せするけど、決めるのは施主。
大変だと思いますが、家づくりを愉しんでほしいですね。